刺激を減らすための第一歩:刺激に気づく・分類する

カテゴリー②:やさしく暮らす

 

HSPさんは、周りの刺激を人一倍受け取りやすいからこそ、

日常の小さなことでも疲れやすくなってしまいます。

 

しかし、その刺激に気づいて、少しずつ減らしていくことで、

心と体は驚くほど軽くなります。

 

この記事では、刺激の原因を見つける方法の最初の一歩をご紹介します。

 

1.刺激の原因を書き出してみる

 

まずは、自分がどんな刺激に疲れているのかを”見える形”にしてみましょう。

主に、五感・人の感情・人間関係など、どんな小さなことでも構いません。

ここでは、私自身を例として挙げていきます。

 

・五感からの刺激

【職場】引き出しを強く締める音、舌打ち、ファイルを乱雑に置く音、

キーボードの強打、隣に座っている職員の鼻息、指を鳴らす音など

 

【家】野良猫の鳴き声

 

【その他】電車で大声で話している人たち

 

周りの人にとっては気にならない音でも、私の体はこれだけ反応していました。

やはり、五感の中でも特に「音」からの刺激を強く受け取っていたことが、

はっきりとわかりました。

 

HSPさんの中には「触感」や「におい」、「光」に強く反応する方もいます。

どの五感が敏感なのかは、人によって本当にさまざまです。

 

・人の感情、人間関係からの刺激

【職場】常に誰かイライラした空気、悪口や批判の多い雰囲気、短気な人が集まる環境

 

書き出してみて気づいたのは、ストレスの大半が職場の空気や人の感情に集中していた

ということでした。

 

誰かがイライラしていると、その空気をすぐに感じ取ってしまう。

悪口や批判が多いと、心がザワザワして落ち着かない。

短気な人が近くにいると、そちらに気を取られて集中できない。

 

「私は、人の感情に大きく振り回されたんだ」と気づいた瞬間、

胸の奥で何かストンと腑に落ちました。

 

このように、自分と向き合うことは、過去のしんどい時間を思い返すことでもあります。

でも、その中には必ず大きなヒントが隠れています。

 

自分の中で、どの五感や感情に強く反応するのかを知ること。

そして、どんな環境で刺激を抱えやすいのかを理解することで、

対策がしやすくなります。

 

それが、刺激を減らすための第一歩になります。

2.刺激を分類する

 

刺激を書き出したあとは、それらを分類してみましょう。

分類することで、

「自分はどんな刺激に弱いのか」

「どこから対策すれば良いのか」が、

ぐっとわかりやすくなります。

 

HSPさんが受け取る刺激は、大きく分けると次の2つです。

 

①外側からの刺激(環境・五感)

外側の刺激とは、自分の外側にある環境や状況から受け取る刺激のことです。

 

たとえば、

・音(話し声、物音、騒音)

・光(照明、画面の明るさ、ブルーライト、車のライト)

・におい(食べ物、香水、柔軟剤)

・触感(服のタグ、素材の違和感)

・温度(暑さ、寒さ)

・人混み

・情報(ニュース、SNS)

こういった要素です。

 

私の例でいくと、音の刺激が主な外側の刺激に当たります。

よって、音の対策をしていくということになります。

 

②内側からの刺激(心・思考・感情)

内側の刺激とは、自分の心の中で生まれる刺激のことです。

 

たとえば、

・思考

・不安

・自己否定

・気遣いのしすぎ

・人の感情を受け取りすぎる

・「こうしなきゃ」という思い込み

 

私の場合は、人の感情を受け取りすぎることが主な内側の刺激に当たります。

内側の刺激は、心のクセに気づくことで減らしやすくなるのが特徴です。

 

刺激を分類することは、自分の心と体の反応を理解するための地図を

つくるようなものです。

 

・外側の刺激→環境を整える

・内側の刺激→心のクセに気づく

 

このように、どこから手をつければ良いのかが自然と見えてきます。

 

夜灯からのひとこと

 

今、なんだか辛いなと感じているHSPさんへ。

 

その「辛さ」は、あなたが弱いからではありません。

HSPには、HSPだからこそ輝ける生き方があります。

 

自分がどんな刺激を受けているのかを知り、それを丁寧に分類していくこと。

これが暮らしを整える最初のステップです。

 

ときには、思い出したくない感情や、しんどかった場面に触れることも

あるかもしれません。

それでも、その中には必ず”あなたを守るためのヒント”が隠れています。

 

今の苦しい状況を抜け出すために、

できる工夫を一緒に見つけていきましょう。

 

次の記事では、刺激を減らす具体的な対策についてお話ししていこうと思います。

 

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